Product Notes | Veil Mesh L/S Tee
アクティビティにおいて、解決していきたい課題は人によって様々あると思うが、
今回「 Veil Mesh L/S Tee 」においてそれは、”装い”に対する思いが強い。

写真は今回のルックから持ってきているので、渓流釣りの場面にはなるが、
特に格好が気になるシーンは”ランニング”、”ロングトレイル”あたりではないだろうか。
昨今、なんでも「UL化」が顕著ではあるが、
ランニングは元々いかに軽い服をチョイスできるか、から勝負は始まっているし、
ロングトレイルもULという文脈により、共に認知が増していったジャンルだと思う。

さて、それではVeil Mesh L/S TeeはUL化の”ため”の服なのかというと、
半分は正解だが、半分はそうでは無い。
正しくはUL化に”よって”生じる、少しの違和感にフォーカスした服である。
これは良し悪しとも、問題点とも言えないほどの小さいことなのだが、
ランニングやロングトレイルをするときの服装で、
タンクトップやノースリーブなどの、いわゆる”袖の無い服”を着る人が増えているように思う。
それ自体が悪いということではなく、nonsense.としても開発してきたいカテゴリーではあるが、
ULカルチャーの”中にいる人”と”外にいる人”とでは、
その装いに対する感じ方が違うのではないだろうか。

実際に走っている人やザックを背負って歩いている人に対して違和感を感じる人は少ないだろうが、
そのままの格好で道中のコンビニや温泉、宿泊先などといった公共施設に入った場合、
果たして周りの人たちはどう思うだろうか。
この問いに対する答えは、もちろん人によって変わるとは思うが、
ともかくアクティビティ後の人間は、基本は汗だく(もしくは後)だ。
そのような人たちが露出度の高い服装で街をうろつくのは少し避けてもいいように思う。
そこで今回着目したのが、主にスポーツ用ビブスなどでも使用される軽量なメッシュ素材。
極力目の細かいメッシュを選び、肌離れのいいようにゆったりとした設計にした。
行動着としての着用はもちろん、メッシュ素材はかなりコンパクトに収納できるので、
ザックの中やランショーツの腰裏ポケットなどに忍ばせてほしい、といった狙いがある。
そして、アクティビティから街へ移るその時に、さっと出してさっと着てもらいたい。
周りの人へ少しの配慮の気持ちを持って、紳士的にアクティビティを嗜んでほしい。

もちろん、行動着としても使用できるように作っている。
主に渓流釣りや低山ハイク、ガーデニングなど、虫や草木が擦れることへの対策、
日差しを避けたい時などの、肌を覆いたいけど風を通したい場面での着用を想定した。


そのため、袖口にサムホールを配置。
少しでも多く肌を覆えるように、しかし邪魔にならない程度に、
袖口から少し離した絶妙なところに位置設定をした。
サムホール使用時に袖が突っ張らないように、袖はやや長めの作りになっている。
これから少しづつ気温が下がってくるが、
インナー、オーバー、どちらでもレイヤードしてもらえるように、
そしてもちろんnonsense.としては街でも使ってほしいので、
日常のスタイリングにも馴染むように、
余計なディテールを加えずシンプルなロングスリーブとして仕上げた。
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